2017年8月3日木曜日

170803 この夏、オススメの本

こんにちは!吉田歯科診療室の吉田格です。

しばらく配信できなかったのですが、最近何をしているかというと、歯科専門誌に連載を書いており、診療後はその執筆や校正に追われております。

タイトルは「分子栄養学への誘い」。ここ数年学んできた栄養の知識や、その臨床経験を毎月3ページにまとめています。

https://y-dc.blogspot.jp/2017/08/blog-post.html

一本書き上げたと思うと前の校正原稿が来て…の繰り返し。いやいや、締め切りがある仕事は苦手です。

さて、いろいろ物書きをしていると、内容の裏をとることが重要です。そのため時間があれば古い資料を見直したり、サイト検索をしています。また本を買って新たな知見を仕入れています。ヤマト運輸さんには申し訳ないのですが、一日一Amazon状態、段ボールゴミも増えに増え、片付けるスタッフには申し訳ないです。

買ったはいいけど目を通していない本もたくさんあり、今年はちょっと夏休みが長いこともあり、できるだけ多くの本を読んでいこうと思っています。

さて、そのたくさん買った本の中から、皆さんにもぜひ読んでおいてもらいたい本をいくつか挙げてみましょう。

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1・この夏、オススメの本
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1・病気にならない生き方 安保徹 三和書籍
  https://www.amazon.co.jp/gp/product/486251183X/ref=oh_aui_detailpage_o03_s00?ie=UTF8&psc=1
 ガンの民間療法が話題になっていますが、その根元には中学の理科でも習う「ミトコンドリア」が深く関わっていることは、ほとんど知られていません。疲労・鬱・加齢のカギを握るミトコンドリアの秘密が楽しく書かれています。安保先生は新潟大学教授であられ素晴らしい研究者でしたが、昨年謎の死を遂げ、その不可解さから暗殺説も出ているほどです。安保先生のメッセージに耳を傾けましょう。

2・脳はバカ、腸はかしこい 腸を鍛えたら、脳がよくなった 藤田 紘一郎 三五館
 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4883205681/ref=oh_aui_detailpage_o00_s00?ie=UTF8&psc=1
 こちらも大学教授にしては歯に衣を着せぬ論調の藤田先生の名著。専門医学から下ネタまで、縦横無尽に駆け巡る書きっぷりは素晴らしい。常々私が歯科医師でありながら「腸が超重要」と言っているのは、藤田先生の影響が大きいです。

3・うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった  藤川 徳美 光文社新書
 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4334039987/ref=oh_aui_detailpage_o09_s00?ie=UTF8&psc=1
 7月に出たばかりの新刊。表題では精神疾患の本のようですが、実は一般に蔓延する(特に15~50歳の女性)「鉄・タンパク質・ビタミン」欠乏について、豊富な症例を用いて警鐘する本です。全女性、必読!

ま、3冊くらいにしておきましょう。


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2・NNさんが退職します
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悲しいお知らせですが、5年間一緒に働いてきた歯科衛生士のNNさんが8月10日をもって退職します(T_T) 日本顕微鏡歯科学会認定歯科衛生士の資格を提げて、新しい技術取得に向け旅立ちます。NNさんのメンテナンスを受けることができるは、あと一週間です!

ということで、新しい歯科衛生士を募集しています。当診療室の歯科衛生士については → https://y-dc.org/information/dental_hygienist.html


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3・情報ピックアップ
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A・低所得層の子、栄養格差解消は給食頼み 小5調査でタンパク質、鉄分不足
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201707/CK2017073102000116.html
 …解っていたことですが、やっと統計になって表に出ました。安くすまそうとすると糖質だけが多くなり、タンパク質やビタミンが欠乏し、問題行動を引き起こしやすくなります。

B・虫歯4割減ったけど... 子どもの歯周病3割増 福岡県学校歯科医会 昨年調査 食生活が変化、小6の18.4%【西日本新聞】
 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/medical/article/229766
 …歯を磨かなくても虫歯にならなかったからだいじょうぶ…という慢心が根底にあります。柔らかい食事の悪影響は深刻なんです。

C・マイケル・ジャクソン スーダラ節
https://www.youtube.com/watch?v=JGf_gs2320o
 …いや、深い意味はありません。息抜きにどうぞ。笑いすぎて息抜きんならない人、50歳以上の人です(^_^)


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4・このメールニュースをお友達に教えよう
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メンテナンスを標榜する唯一の歯科医療機関である私たちは、健康情報を積極的に発信して行きたいと思っており、このメールニュースもその一環です。ぜひお友達にも教えてあげてください。読者登録はこちらからお願いいたします。→http://urx.mobi/yB7L


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2017年8月1日火曜日

分子栄養学への誘い


歯科商業誌では最も販売部数が多い the Quintessennce 誌、その7月号より「分子栄養学への誘い」と題した連載記事を書いています。

先日第二回目が掲載された8月号が送られてきました。


今回の題目は「ミトコンドリアは元気ですか? 易疲労感あふれる現代人への栄養処方」と題し、エネルギー産生の要であるミトコンドリアについて書きました。

ミトコンドリアは際立ったキャラとして中学校の理科でも習いますが、その正体や働きについて詳しい人は医療関係者であってもごく少数です。

この話題をとりあげたのも、栄養障害でミトコンドリア機能が低下し疲れがとれないままの人が多すぎるからです。そのようなかたの歯科治療はやはりリスクが上がります。しかしそれに気がつかないまま、治療は普通に続けられています。

最初はうまく行っているようでも、長期的には問題が出やすいことになります。特に歯周病やインプラントの維持管理に重要で、インプラント周囲炎へのアプローチにはどうしても必要なことだと考えています。

今回も執筆にあたり、多くの書籍を参考にさせていただきました。写真はその一部で、小難しい生化学の教科書も買いました。学生の頃はまったく不可解だった内容が、パッと開けた感じです。


どれも素晴らしい本です。私も死ぬ前に、もう1冊くらい単行本をやりたいですね。

この連載企画はたった3ページではありますが、私がここ数年来学び感じたことを凝集しております。歯科関係者のかた以外でも買えますので、ぜひご覧になってみてくださいネ!



なお、このほど第3回が校了、第4回が提出となりました。今月は夏休みを利用して、5の執筆と6の準備をします。

今まで軽視されていた栄養について、少しでも多くの歯科医療関係者に気がついてもらえればと思います。